プロレスラーの三沢光晴さんが試合中に頭打って死んじゃったよう。
僕よりひとつ上。
僕が一番プロレスを見たのは、梶原一騎に踊らされていた高校時代なので、彼の全盛期をそんなに知っているわけじゃないが、全日時代に見た試合は
「死んじゃうぞ」と思うくらい敵の攻撃をまともに受けていた。
ボディスラムなのに首から落ちていたし…オールドプロレスファンはちょっと見ていられないほど。
映画会社は「レスラー」を今、公開しろ。
あ、すぐやるのか。
全プロレスラーに対する敬意を払う意味で見に行こう。
あーもうナポレオンの背景が多少白くなっても仕方ないのだ。
だってプロレスにあんなに楽しませてもらったもの。
三沢さんは夕張出身だったらしい。
…「キルビル」の栗山千明が夕張ゴーゴーというへんな役名だった…でビルを演じた
デビッド・キャラダインも死んじゃって、こっちは享年72歳だからいいんだけど。
ただムチャなオナニーをしていての事故死、か他殺という話で。
オナニー事故の方がいいな。
72歳でオナニー事故は、女はなんと思うか知らんが、男は
「すげー」「さすが」と感心する人が多いはず。
キャラダインあんたすごいよ。僕はそんなじーさんになりたい。

知り合いと「第三の男」や「市民ケーン」を話題にしていたところに
IVCベストセレクションを買えとアマゾンから言ってきた。おおーいろいろ面白そうだー。1000円くらいにしてくれないかな。
「第三の男、淀川長治解説つき」はいいな。
ヨドチョーさんは「第三の男」「市民ケーン」「サンセット大通り」を映画の教科書と言っていたはず。
「サンセット」はひたすら恐い映画。
有名な冒頭シーンは「アメリカンビューティ」でマネされていた。
(その前にチャップリンの「殺人狂時代」があるのでこちらが元かな)
「市民ケーン」は人間の憐れさと愚かさを描いたドラマ。
「第三の男」はサスペンス映画だけど、僕が思うにユーモアが濃い映画だ。
まず音楽がおもしろい。
サスペンス映画なのにチターだけでペロンペロンと軽快にやってるのが楽しい。
さすがイギリス人、ひねてる。
主人公のホリー・マーチンが売れないパルプ作家で、大佐が全く知らなくてがっかりするが
その大佐の部下が「えっ、「〇〇牧場の決闘」を書いた、あの!」とファンなのが笑える。
大佐に友人ハリー・ライムの悪口を言われ、飛びかかるマーチンをその部下がボカッ!
ひっくり返ったマーチンを助け起こしながら、ニコニコ
「次回作は?」と全然悪びれずに訊くこの部下に爆笑。こいつが大好きになった。
そして最後この部下がハリー・ライムに撃ち殺されたと知って、マーチンは銃を取り
ハリーのいる下水道の奥へ行く。
「第三の男」はファンを殺された作家が仇討ちをする映画でもあったのだ。
グレアム・グリーン偉い!作家の鑑。
退屈だったのでロシアン・ルーレットをするやばい人だったらしいが。
ハリー・ライムの登場シーン、有名なラストの長回しといい、リード監督の熱い
「やってやる」感が伝わってくる。
赤ん坊みたいな顔のオーソン・ウェルズの無邪気な悪役が面白い。
そういえばチャップリンに「殺人狂」を作るように勧めたのはオーソン・ウェルズだという
話を聞いたことがある。イロイロと絡む人だ。
刺激物だらけのハリウッド映画になれた現代の観客がこれを見ても
古典としか思わないだろうが、藤子不二夫の「まんが道」を読むと
当時の観客が「第三の男」に圧倒された様子が伝わってくる。
映画は脚本、演技、編集だねー。