娘が「いいこと」と「わるいこと」を数えていた。いいことは来週幼稚園の友達と映画に行くとか、が10こ。悪いことは3つだそうだ。うらやましいスコアだ。俺は健康ならとりあえず良しとしよう。
ツタヤの会員になったのでビデオを借りる。
アトム・エゴヤンの「秘密のかけら」。
エゴヤン監督はカイロ生まれ。○○ヤンと名がつく人はアルメニア人だって。パルムドールを獲った「スイート・ヒアアフター」はあまりわかんなかったけど、「フェリシアの旅」はとても面白かった。
「秘密のかけら」は50年代ハリウッド、スターがまだ伝説であり、秘密が持てた時代に二人の人気コメディアンのホテルルームで一人の女性が変死を遂げる。自殺と報じられ事件は忘れ去られ、コンビは解散し、15年後ジャーナリストを目指す若い女性が事件を追ってパンドラの箱を開ける。
過激な性描写が話題になったが、残念ながらアダルトビデオの見すぎで「普通にセックスしているだけじゃん」としか思わなくなった。すっかり俺の頭のネジが緩んじゃってるから、もはや犬とセックスしたところで過激と思うかどうか。でも薬でラリってるところに、不思議の国のアリスが出てきてレズ始めたところは、ヘンでよかった。性描写よりヒロインのアリソン・ローマンがノーブラできわどいドレス着て食事しているとこでくる。
ストーリーに限って言うと秘密はそんなに凄くない…50年代ではスキャンダルだけど。えー、こいつが殺したのかとは驚く。それより、コンビのお互いへの想いや、母の娘にかけた愛情、それを察するヒロインなど、人間関係にホロリとくる。あと、50年代ってなんか面白そう。有名人だとクスリきめて女と乱交やったりマフィアから仕事貰ったりめちゃくちゃできそう。シナトラとか楽しい目にあったんだろな。命も狙われたけど。
事件そのものはもっと昔のロスコー・アーバックルのスキャンダルを思い起こさせる。あの事件は善人でマジメな喜劇スターのアーバックルが、勝手に病死した女のとばっちりをくってハリウッドから抹殺されたんだと思うけど。